彼らがみな、たとえば「セキュリティーホールを突いたプログラムを作成できる専門知識と技術をもつハッカー」である、といっているのではない、もちろん。私には、彼らは全然普通の学生や社会人のようにみえる。しかし日本のインターネット文化に深くかかわり、影響力を発揮でき得る不思議な烏合の衆、という程の意味で、彼らに「ハカー」という尊称を授けたい。
だから批判する向きもあるだろうが、かつてのオールスターの投票や、今回のライブドアの球団名投票がこんなことになってしまうのも、ネットがどういうものでどんなことが起こりえるのかを把握できていない企業側が全面的に甘ちゃんだね、と思った。
逆に言えば、インターネット上で何かするときは、２ちゃんねらー対策を施せば足りる。
