「セブンイレブン」のことを「セブン」と略して言うのにきわめて違和感がある。中学生のガキがそうしゃべってたのを耳にして張り倒そうかと思った。
これは、客商売の世界で「出入禁止」を「出禁」と言うのに似ている。この言葉を私は嫌いだけど、一般的な言葉ではなくて業界の符丁だから別にかまわん。
しかし、つまり対になる言葉を対等に扱わないアンバランスさだ。コレが私をたいそう不安に陥れる。たとえば、
「勤務時間は?」「9時5時です。」を「9時です。」では困る。
「9時から5時まで」の略は「9時5時」であって「9時」だけでは略にならない。
だから「セブン」といってしまうズボラさ*1は悪しき日本言語文化の象徴だなあ、と感じていたが、あろうことか企業自ら「セブン銀行」なんて名づけやがって。「イレブン」の立つ瀬がないぢゃないか。
*1:セブイレと言うべきである。