あと十年ぐらいはがんばろう

EddieTheFeminist 家庭内別居中

それが今日。

それはそうとして、娘もさすがに小学校2年生になると、テレビに出てる誰がかっこいいだのと言い出す。「パパは?」「ふつー」絶対に「かっこいい」とは言わないつもりだな。「かっこ悪い」とも言わないのは精一杯気を使ってるのだろうかね。世の若者よりも、ナイスミドルをよしとする価値観はさすがに小学生には無縁であろう。

そして、兎も角今日は定時退社しようと決めた。それと、Milli Vanilli、観たいなあ。しまいこんである古いビデオのどっかにきっとあるだろう。ゴーストライターならぬ、ゴーストシンガー。今日はもう帰る。とはいえ帰るといってもそこが安らぎの地とは限らない。考えたら安らぐ場所なんか絶無だね。久しくないね。だから帰って安ウイスキーでつぶれる日常なわけだ。行きつけの飲み屋なんてのもない。だって先立つ不孝…じゃなくて先立つものが日額数百円って、私は中学生かね。

高校生のときの話。体育館の裏でギターを弾いていたら君がふらりとやってきた。みんなバスケやってるよ。いいんだよ、別に。ふーん。てな感じ。春の日差しが柔らかくて君のまつげが光るのが面白いと思いながら、ね、コロッケ買いに行こうか?焼却炉を踏み台にすると塀を越えて簡単に学校を抜け出せる。平日の真昼間、高校生カップルが肉屋でコロッケを2つ買って公園のベンチで食べている。

そうこうしているうちに大学時代はろくなことが無い。僕は君を本当に好きにならなきゃいけなかったんだ。なのに、なんで躊躇したのだろうね、今となってはわからないよ、ほんとバカだね。どう考えても君が最高なのに、なにかが間違っている、ていうような感覚がうっすらといつもあって、それはどこから来ているのだろう。単なる幻想にすぎなくて、たとえば野田秀樹や唐十郎の芝居の観すぎか、なんかそんなところだろう。ひとは結構くだらない感傷で人生を決めてしまうものだね。