HIPHOPが答えを持っている。小節単位にサンプリングしてバックトラックを作成すること、そして2枚使いでダイナミックにこなすDJの技術は凄い。しかし、これを「演奏」といっていいかどうか、甚だ疑問に思う。だって、楽器じゃないじゃん、って思う。
かつて音楽制作は楽器演奏が前提だったが、DTMでアマチュアでもかなりなことができる。HIPHOP的なサンプリング技術とPCで編集できるDTM、発達したデジタル音源。私でさえ、そこそこの楽曲をクリエイトできちゃうんだ、多分。
そして思うに残された牙城は「インプロビゼーション」だね。伴奏は機械でもいいよ。楽器を演奏すること(歌唱も含めて)、しかも即興で演奏すること、これがこれからの音楽の価値の中心となるべきだ、なんつてね。
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