断っておくが、なにかを論じようとしているわけではない。背いっぱいキャッチーなタイトルをでっち上げてみた。
相変わらず、個人的な話ですまない。私は基本的に左利きで、運動関係はすべて左です。投げるのも蹴るのも左。しかしバッターボックスは左だな。右でも打てるけど。
しかし、文字を書くのはずっと右でした。物凄い悪筆だったけど、なんの疑問も感じていなかったんだ。ところが高校生だったある日「おれホントは左利きなんだから左で書いたほうがよくね?」って気がついた。で、左で文字を書き始めた。そしたら、もとより右ではとんでもない悪筆だったから、ずっとキレイに書ける。そういえば絵は左で描いてたんだし、当然といえば当然。少し人生が変わったね。
で、話は一挙に30年以上飛び、去年の事。驚くべき真実が判明した。
何故私が幼少時から高校生になるまで、身体的には明らかな左利きにもかかわらず、文字だけは右で書いていたのか、理由がわかったんだ。
昨年、私の母が何の気なしに語ってくれた、私の幼少時の話。
ある近所の人の好意で、幼稚園児の私を、旅行に連れて行ってくれた。そしてその旅先でそこに居たガキどもに、私が左で字を書くのを笑われた、というんだ。それを期に私は字は右で書くと決め、右で書くようになった、という話。
私はなんとなく、字は右で書け、と親や教師に言われてそうなったと思い込んでいた。まさか、自分の意思でそうしていたとは思いもしなかった。
そんで、ここから汲み取れる教訓は「自分の決意も忘れちゃうことがある」っていうことだね。
以下は余談。以上なわけで、私は左右どちらでも字が書ける。水森亜土さんのように、左右同時に文字を書くことができ、同じ方向でも左右対象でも書ける。絵は下手だったので、亜土さんのまねは出来ないが、そのへんの共感から私は亜土さんが大好きだった。当時高校生男子が水森亜土が好きだなんて公言できなかったが、好きでしたね。
水森亜土 すきすきソング お絵かきパフォーマンス - YouTube
- アーティスト: 水森亜土,小林亜星,マイク眞木,山本正之,Bruno Defilippi,山本護久,伊藤アキラ,ロバート・B.シャーマン,小西康陽,ジェリー・リビングストン,香山美子
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幼児教育は昔からあるが、うちの教室出身で東大生が何人でました、とかいう宣伝は見たことがない。
— えでぃ (@stykhr) 2014, 9月 15