天丼、カツ丼、親子丼、うな丼、たしかに全て「どん」で終わる。しかし、総称としての「丼もの」は「どんぶりもの」と読む。
ところが、近年「どんもの」って言う奴らがいる。私が聞いたのはTVで木村拓哉が言ったのが最初だ。ものすごく違和感がある。「どんぶりもの」と発声してきた伝統を汚された気分になって不愉快極まりない。そう思いませんか?
違和感の本質は、既にある言語的な要素を、さしたる理由もなしになぜ変更しようとするのか、その力学ってどっから来るの?っていうことなんだ。
「どんぶりもの」 と呼ぶということを知らないリテラシーの薄弱な連中が「丼もの」の字面をみて「どんもの」っていう極めて下品な発音を始めたのではないかと推察される。これって、ものすごく恥ずかしい現象だと思う。
言語は変化するものだし、誤りも多勢が認めれば正当になる。しかし、このように、伝統を破壊する傾向はできれば排除したいっていう気持ちになるのは、へんですか?もしかしてめんどくさい人に分類されますか?
ホタルイカ旨いよね。自分からは頼まないけど。
— えでぃ (@stykhr) 2015, 2月 22