アル中からの脱出あと10年

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ネットに遺されたもの:喪失感で押しつぶされそうになる

大塚幸代さんというライターの書くものが好きで、ブログの読者でもありました。

ameblo.jp

多分昔、デイリーポータルZで知ってから、なんとなく気になる文章を書くひとだなあ、という感じだったと思います。

ブログで、長い文章が書けない、スランプだ、って書いていたけど、それを読んだ時、若干不吉な気がしたのを覚えている。ただそれも、廃業しちゃうとか、そんなレベルで、まさか亡くなるなんて思ってもいなかった。

高校生時代の友人が亡くなった時、共有した時間の思い出や、彼の家での遺品やらを見て本当にいなくなっちゃったんだなあ、ってものすごい喪失感に襲われた。

毎日誰かが亡くなっているけど、身近な人、ついこないだまで会ってた人が亡くなると本当に辛い。

先日、大勝軒の山岸さんも亡くなったが、私は知り合いではないし、偉業を存じ上げてはいるけれど、ショックでラーメンが食べられなくなる、なんてことはない。どんな人生だったんだろう、って思いを馳せたりしたが、やはり赤の他人だからね。

そして、大塚幸代さんが亡くなったと知った時、私はものすごくショックを受けた。私は大塚さんと知り合いではないし、山岸さんと同じぐらい赤の他人だ。

なのに、なぜ?

おそらく、ネット上で、一方的ながら、大塚さんが、私の日常の一部を構成してからなんだ。記事とTwitterとブログでとても身近に感じ、大塚さんの発信を日常的に受けてきた。そして、亡くなってしまった今も、ネット上に大塚さんが遺したものが放置されている。

 

私が明日死んだら、この投稿も残り続けるんだ。

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