帰宅時、千歳船橋の駅で降りると、何やら騒がしい。世田谷の区議選に出てる人の応援で、山本太郎が来て演説をしていた。聴衆からヤジが飛び、騒然としていた。
山本太郎は、極めてエキセントリックな人なので、関わりたくないタイプだ。私は支持しない。
さて、それはともかく、候補者のスタッフの人が何人もいて、ビラだかチラシだかをさかんに手渡そうとする。私はできるだけ不機嫌な顔をして無視する。これはもう習慣といってよい。私はティッシュが欲しいとき以外は絶対に何も受け取らない。
まあ、ここまではよい。
しかし、ものすごくびっくりしたのは、いたいけな10歳ぐらいの少女が私にビラを手渡そうとしたことだ。
スタッフの大人たちは馬鹿かもしれないが、自分のやっていることに責任を負う自覚があるだろう。しかし、子供はイカン。子供だから、本人は何も判っていない。なのに応援をさせるのは、子供の人格に対する重大な蹂躙だとおもう。
たとえば、赤い羽根募金で、子どもたちに羽を売らせるのも全く同様だ。アレほんとにかんべんして欲しい。あの子どもたちをどこでどうやって調達してくるのかしらんが、この募金の金がどう分配されているのか、それがどんな意味をもつのかを判断できているとは思えない。なんかいいことだからってやらされてるに過ぎない。
アルミ缶プルタブやペットボトルキャップのように、どう考えても馬鹿げたことをやっている日本だ。募金の類は誰をどう助けるのかを人任せにする極めて危険な行為だ。
だから、そこに判断力や責任能力のない子どもを関与させるのは私は極めて悪質だと思う。
大人の都合で子供たちを利用するな。私は件の候補者には絶対に投票しない。自分の罪深さに思い至って欲しい。
これでいいのか東京都世田谷区 (地域批評シリーズ日本の特別地域 11)
- 作者: 岡島慎二,奥田幹浩,鈴木亮介
- 出版社/メーカー: マイクロマガジン社
- 発売日: 2009/11/25
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 58回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
これでいいのか東京都世田谷区第二弾 (日本の特別地域 特別編集48)
- 作者: 岡島慎二・鈴木士郎
- 出版社/メーカー: マイクロマガジン社
- 発売日: 2013/07/31
- メディア: ペーパーバック
- この商品を含むブログを見る
愛川欽也さんって私の親父と同い年て、同じ浦和高校だったのか。知り合いだったかもしれない。
— えでぃ (@stykhr) 2015, 4月 17