以下は統計とかの話ではなく、言ってみれば「心構え」の話です。そのつもりで読んでくださいね。
ある模擬テストにて、平均点なら偏差値50です。しかし、その模擬テストを受けた集団について想像をたくましくしてみよう。全員が全員本気ではないだろうね。冷やかし受験もいれば無気力受験もいれば反社会的な意識の持ち主も居るだろう。
つまり、全員が健全な意識で立ち向かっているわけではない。結果論だと言われれば反論できないが、そうであるなら、ある模擬テストを評価する場合の「真ん中の成績」は偏差値60と考えるべきではないだろうか?
私はかつて仕事で学習塾のシステムの実装なんかをしていた。その頃、偏差値計算のロジックを説明するときに、
偏差値60は良い方の平均、偏差値40は悪い方の平均。
って言っていた。
現代社会では学生も社会人も何かを求められているし、自身も何かを実現しなくてはならないと思っている。もはや日本を覆う強迫観念のようだ。つまり、優れてなければいけないんだ、と思い込んでいる。
だから、自分の偏差値は60以上でなければならないんだ。つまり、60は努力している人の標準。60に満たないと努力の足りない人、50以下は問題外な人たち、ってことになるんだな。みんな頑張れ。
なんかわかりにくくてすまない。
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なぜ「チャンバラトリオ」は4人なのにトリオだったのかが、謎すぎる。
— えでぃ (@stykhr) 2015, 7月 29