世の中はつまらない物で溢れかえっている。ついでに言えば不味い食事で溢れかえっている。金を出せば何でも手に入るかも知れないが、残念ながら私には金がない。ボーナスも全て妻の手によって、家計と子供に割り当てられ、私への還付は一円たりとてない。皆無である。
ああ、また愚痴が始まっちゃったよ。自分でもわかってるんだ。すまんね。
びっくりするくらい少額な小遣いで腰痛で動かぬ体を毎日会社に運ぶ。ランチにまともな外食をすれば、タバコが買えなくなる。コンビニの安い弁当とかは、体が拒否する。私は家畜ではない。
かろうじて捻出した金でウィスキーを一本買う。金曜日の夜、飲みながら、金の掛からない庶民の娯楽に興じる。すなわちテレビ。
地上波テレビ番組の低劣化は言われるようになって久しいが、最近はポツポツと視聴者を馬鹿にしない、面白い番組も現れてきた気がする。一種の断末魔なのかもしれないけれど。
しかし、深夜に泥酔してKAT-TUNとか観てるおじさんって、どうなの?