こないだトラバ送って怒られたので、お詫びの意味をこめて、自称アルやん研究家の江戸前からも一言。
この「FAT」は結構日本で放送されたので、心の片隅に澱のように記憶している方も多いことと思いますが、アルやんの真髄は、ジム・ウエスト(g)、スティーブ・ジェイ(b)、ジョン・シュワルツ(dr)の偉大なバックバンド*1による、驚くべき再現力による超絶サウンドに乗せてお送りする超おバカな「詞」なのですよ。特にライブは感動です。非常にこじんまりしたバンド構成で、アレだけのものをやってしまうのですから。
PVが存在したりしなかったりするのですが、アルのあまたのパロディの世界は、日本のお笑いの世界とは全く異質の、アメリカンコメディのちょっとした奥深さを体験することが出来ます。アメリカンポップスに精通してることと、英語のヒアリング能力が前提ですが、DVDは英語字幕が表示されますし、リリックシートもネットで入手できるので何とかなります。アルの発音は非常にはっきりしてるので、英語のリスニングにも最強の教材になりますよ。
まず基本は、このDVD
Ultimate Video Collection [DVD] [Import]
- 出版社/メーカー: 株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2003/11/04
- メディア: DVD
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私の知る限り、私を含めて、リージョンの問題は無かったようです。このDVDに収められているPV全部がアルやん入門です。「FAT」「Eat It」は勿論、ニルバーナ、マドンナ、レッチリ、そしてジェイムス・ブラウンに至るまで、サウンドは一流、歌う詞は超おバカです。
次に、何枚かのCDが入手可能ですが、最新(といっても2003年ですが)のコレです。
- アーティスト: Weird Al Yankovic
- 出版社/メーカー: Volcano
- 発売日: 2003/05/30
- メディア: CD
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このアルバム一曲目はいきなりEMINEMです。エミネムのファンじゃなくて、英語が解らない人はだまされるかもしれない、ぐらい上手いですアルやん。元々ラップ上手いしね。歌ってる内容はかの国のテレビ事情なので、よくわかりません。他の曲は、ブラックな感じが支配していて日本人はちょっと引くかな。毎日ピザを食い続けてどーしたみたいなくだりは笑えるかも。あとeBayはしっとりしててもなかなよい。
ほんとは、この曲がこー面白いとか、いくらでもあるんだけど、きりがないので表面的なハナシだけにとどめておこう。なんか、非公認ファンサイトやろうかなあ、なんて思い始めたり。
ではまた。
追記:それにしてもその日本語字幕酷いね。なんだよ「マグニチュード表示用のヘルスメーターで体重を量る」って。
さらに追記:あらまあ。ええ、ええ、アルについては何でも訊いてくれ。知ってることは勿論、知らないことも調べて答えるよ! コメントくれたまえ。
*1:プラス、誰かキーボード。