アル中からの脱出あと10年

EddieTheFeminist 家庭内別居中

乏しい経験を一般化しちゃう話

さて、それこそ30年ぐらい前の話なんだが、サイパンに行ったんよ。なんで行ったのかは説明するのが面倒なんだけど、当時ってテレビ番組でグァム・サイパン旅行プレゼント、って結構あったでしょ、あの類。行ったメンバーは母、兄、いとこ、私の4人。

今でもあんのかな、サイパンの会員制クラブリゾートみたいなんで、部屋にテレビも無いの。素朴なコテージ然とした部屋で、凄いいい感じだったんよ。日本人は私らだけで、白人の家族連れ数組と、あと現地人の従業員、それと黒人のミュージシャンとか。愉快な連中でした。

夕刻、暇だったんで白人家族の子どもたちと遊んでたんだ。ビーチボールとかでね。結構仲良くなった。言葉通じないけど。私は学生だったが、英語通じなくて、というか喋れなくて困った。

それはいいんだけど、宿泊客一同で夕食になるわけ。これがまた美味しいんだ、基本的に豚と芋だったと思うけど。で、会場暗転、ハッピバースデイのコール。

さっき遊んだ白人の10才ぐらいの女の子の誕生日だったんだね、一同にケーキが配られた。ひとしきりのおめでとうコールのあと、フォークでケーキを一口頬張ったんですよ。

 

なにこれ?

生地自体が激甘。砂糖の塊に近い。もはやスポンジではない。甘すぎる!

 

で、話はこれで終わりなんだ。何が言いたいかっていうと、アメリカのケーキは砂糖の塊である、というトラウマに近いものが私に形成された、ということなんだ。だから、日本のデザートに於いて「あんまり甘くない」が褒め言葉になることに合点がいってたんだな。長年。

では現状はどうなのか調べるすべも無いけれど、日本のカステラを評価する外人さんがいるのを観て、誇らしい。日本の味覚は誇れるよなあ。


Castella Recipe (Japanese Sponge Cake) カステラの作り ... 

 

カステラ、美味しいよね。煎茶に合う。

あ、煎茶は私は静岡以外認めないです。

ひしだい製茶 遠州 袋井茶 100g

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