その二極化の構造は、
「不味い・酷い・二度と食わない」みたいな苦情のでない最低レベルのクオリティに見合う最小コストを追求し、最大の利益を追求。
対して、美味しいとコストの見合いを企業レベルで追求し、提供商品のクオリティに重きをおいた商品開発を行って価値創造しながら企業存続を図る。
前者後者、チェーンやFC展開する企業が、提供サービスのクオリティを維持しようと努力するのは当然で、有名企業の店舗はどこに行ってもにこやかな店員さんの対応を受けられる。(これすら出来ないのは論外)
そして、花月にはラーメン愛がある。後者企業だ。値段とコストと販売量を最も儲かる値に設定するのが企業努力かも知れないが、そこにできる限り旨いラーメンを作りたいという意思がある。
ラーメン、素直に旨いです。例の粉の効きすぎに嫌がられる向きもあろうけれど、スープの素性はすごくイイと思う。チャーシュー極薄だけと、旨いとおもった。極薄だから故もあるかもね。麺はイマイチな感じもしましたが、全体として悪くない。
店先に目立つ「並」マークが貼ってあったが(並レベル店舗の意味らしい)、上位レベル獲得をがんばって欲しいと、切に願う。