昨日のタマフル(TBSのラジオ番組)の「バレンタイン・キッス」で、頭おかしくなりそうになったんで、この際、私のバレンタインの思い出を記録しておこう。
私が子供の頃は、チョコレートを贈るっていうよりは、微かに覚えているのは、手紙にチョコレートを添えよう、みたいなのがあったかなあ。
記憶に残る最初のチョコレートは多分高校生の時だと思う。だから70年代後半だね。私のプライベートな恋愛関連は恥ずかしいから書かないけれど、この頃から大学卒業して就職するまで、毎年一個だけだった、と言っておこう。
就職した当初から、私は大きな企業へ出向いて作業することが多く、事務系のOLさんの多い事務所とかでの作業も多かった。勢い、この頃は(義理とはいえ)結構な数のチョコレートをいただくことが出来た。思えばこの頃が絶頂だね。80年代後半ですかね。
そして、90年代に入り、私は大阪に移住して仕事をしていた。そして結婚し現在に至る。ね、つまらんでしょう?
さて、なかった風習が定着する過程を観れたことは実は結構幸せなことじゃないかな。思えば、正月に餅を食うのは日本では絶対的な風習だけど、節分に太巻きを食う、という意味不明な風習とどう違うのか?たんに歴史的な経緯の違いにすぎない。まあ、定着の過程が極めて商業的で下品なだけだけどね。ていうか、だから反発したくなるんだけど。
恵方巻きやハロウィーンが不幸なのは、情報伝達の発達した近年の事象だからだ。企業の意志で作られたマーケティングだということが簡単に明らかになってしまう。
たいして、バレンタイン以前の風習定着は、じつは企業の戦略があったとしても、それがよく見えず、受け入れる認識が曖昧で、ゆえにハードルが低かったといえるかもしれない。
2000年に就職した某氏は初日出社して自分の机の引き出しを開けたら、ソロバンが入っていたそうだ。
— えでぃ (@stykhr) 2015, 2月 8