番組が始まった当初、そのタイトルから、当然「都・道・府」は除かれるのだな、と思ったが、全く無頓着に北海道・東京・大阪・京都がフィーチャーされていて、唖然とした。私は、こういう言語上のズボラが大嫌いなんだ。番組自体は嫌いではない。特に大阪の府民性の可笑しさは大好きなんですけどね。ほんと「県」じゃないのに「ケンミン」って称する神経が解らない。もし私がプロデューサーだった気持ち悪くて吐く。多分。
それから違和感マックスで嫌いな言葉の代表は「出禁」。略語としての機能が不全だ。これでは字面から「出るのが禁止」にしか見えず、到底「出入禁止」だと思わない。
対になった事象の片方だけを取り上げる神経が分からない。「出入」を略して「出」っておかしいだろう?
同様の例で「セブン-イレブン」を「セブン」と言ってしまう無神経さ。対になっている2値が平衡にもかかわらず、略すときに片方だけを使うのは異常な精神だと思うんだ。でも、若い子たちの幼稚な用語と思って仕方ないのかな、と考えてたら、企業名でも「セブン銀行」とか言い出した。どうなってんの?私が当事者だったら、気持ち悪くて吐く。多分。
まあ、あの映画を「ザ・インタビュー」って言っちゃうぐらい言語的には幼稚なマスコミの国なんで仕方ないのかなあ。米国在住の町山さんは、ちゃんと執拗に「ジ・インタビュー」って発音していたので、すごくホッとした。
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吾妻ひでお「失踪日記」で「乞食罪」がでてくる。嘘だと思ってたが、ほんとにあるんだね。軽犯罪だけど。
— えでぃ (@stykhr) 2015, 2月 25