その内容はおろか、作画も全く知りません。単にタイトルがいいなと思いました。全く検索せずにタイトルの言葉尻だけで思ったことを書きます。どうなることやら。
非常に面白そうなので、いつかは読むと思います。もしくは観る。
さて、まず「君の嘘」と聞いたとき、多層的な状況が思い浮かびます。私は男なので、「君」は女です。そして単純化するために2例にとどめます。
状況A:片思い状態で私は「君」の一挙手一投足、発する言葉に超敏感な日常を過ごしています。そんな状況で私が勇気を振り絞って、例えば食事に誘う言葉を投げかける。そして帰ってきた言葉は明らかな嘘。一番の典型は「猫の世話しなきゃなんない」(俺は10回ぐらい言われた)
状況B:ある程度の恋愛状態。互いの部屋に泊まることもある。そんな彼女から、女友達と旅行に行ってくる、って聞かされる。しかし私は知っている。その友達が女ではないことを。破滅の予感を抱えていた不安定な時期に、共通の友人を通じて知らされるんだね。(俺は2回ぐらい経験がある)
さて、「四月は」ですが、極めて詩的な修飾です。ブラッドベリに「十月は黄昏の国」というタイトルがありますが、
これに匹敵します。ただし、原題は「The October Country」なので、邦題つけた多分ハヤカワの人の功績ですが。
季節や月が主語になる場合は、該当季節を代表する風物が来る場合が考えられます。「春は卒業」とか「冬は雪」「2月はバレンタイン」とかね。あ「春はあけぼの」を忘れてた。
枕草子―付現代語訳 (上巻) (角川ソフィア文庫 (SP32))
- 作者: 清少納言,石田穣二
- 出版社/メーカー: 角川学芸出版
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次に考えられるのは時系列的表現なやり方です。4月は入学、8月は夏休み、10月は運動会、とかね。
上記の状況A、Bは話の展開の都合から、Bと断定しましょう。(←なんで?)
というわけで「君の嘘」が月を代表する風物と捉えると「毎年4月に嘘つきになる女の子」ってそれはそれで面白そうだけど、おそらく違う。
ならば、これは「私」にとっての時系列的な振り返り、つまり「私と君」過ごしてきたカレンダー的な表現ではないか、と推察されるのである。
だから、続編は「5月は君の裏切り」「6月は君への復讐」「7月は君がNYに行く」「8月は君VSフレディ」とかのはずです。
注:NY、フレディの下りは、TBSラジオ「たまむすび」での「伊集院光のTSUTAYAに行ってこれ借りよう!」でのみうらじゅんさんの発言のパクリです。ごめんなさい。絶対聞いてください。
伊集院光の「週末これ借りよう編」 みうらじゅん 映画『おかえり、はやぶさ』 - YouTube
豚骨排骨麺ってあるのか! RT @craft_kim: 濃厚スープとカリカリ豚アバラ肉!新宿「万世麺店」で豚骨パーコーメンを食べる - macaroni [マカロニ] http://t.co/v6HLqNI0wa pic.twitter.com/nUMSjZb1ru
今日の更新です
— えでぃ (@stykhr) March 20, 2015