「ジェネリック医薬品」をテレビで黒柳さんが盛んに推しているのを知っていた。
だから、今回患者としてロキソニンを処方してもらう時、ジェネリックにするかどうか聞かれたとき「ジェネリックで」って思わず言ったんだ。
言いたかっただけじゃないか、みたいなツッコミが最近流行りだけど、残念ながらその通り、と言わざるを得ない。
そして、帰宅し、もらった薬を一粒プチって取り出し、嚥下した瞬間、自分が「言いたかっただけ」で薬品を選んだことに突如身の毛がよだった。
だって、俺、ジェネリックって何か、全然知らないんだぜ?いや、CMは知ってるけど、あれ、なんにも言ってないじゃん。政府が医療費削減のために安物を薦めてるだけかもしれないじゃん。で、その安物がどの程度のものか、全然判断出来ないじゃん、患者は。
そもそも、同等品なんだったら、ことさらにジェネリックって呼び分けることがおかしいし、オリジナルと値段差があるのもおかしい。だって同じなんでしょ?
医薬品の研究開発に膨大なカネがかかることは想像に難くない。その上で、医薬品にかんしては、特許が切れたから同等品作れます、っていう単純な話にならないんだろうね、多分。
結局、どの製薬会社をどんな根拠で信頼するか、しないか、って話なのかなあ。
結論としては、テレビで黒柳さんが「ジェネリック」って言ってたから選んじゃうような思考停止プロセスには今後は気をつけよう、っていうことに尽きるんだね。
そういえば地元の最初に行った病院の先生は洋七さん似だった。「ぐわーって寝てればいいねん」ってアクション付きでやってくれた。
— えでぃ (@stykhr) 2015, 4月 30