おしゃれな飲食店で、とても恥ずかしいメニュー名を付けていて、恥ずかしくて注文できない、みたいな。
しかし、店の人はどういう精神構造なんだろうね?料理であれば、価値は料理そのものにあり、メニュー名は一般に通じるものにすべきだと私は思う。ことさらにネーミングをポエム化するのは、混乱を招く弊害しかない、と思うんだ。ああいうアタマのオカシイ個性的なネーミングは、店の内装とか装飾とかに凝ることの延長なんだろうかね。
とはいえ、私はいい年したジジイだから、こういうカフェやらレストランとは縁がない。なので安堵の胸を撫で下ろす今日このごろ。
そんな私でも、たまに「気まぐれ」を冠したメニューには遭遇するね。若干恥ずかしいが、かろうじて言えるかな。
「あと、シェフの気まぐれサラダください」って。笑。
さて、「気まぐれ」は、ポエム化メニューの振りをしているけれど、実は若干あざとい感じがする。なぜだろう?
それは単に「気まぐれ」に「店の都合」を感じるからじゃないだろうか。仕入れした食材とか原価とかいろいろ考えてアレンジしてんだろ、どうせ。
そして、それを言えば、絶対信じられないのが「本日のおすすめ」とか表示してるやつね。
例えば、店に入り「おすすめは?」って店員に尋ねたら、多分店の人気メニューを言ってくると思う。これは正しく機能してるので、問題なし。
しかし、手書きメニューとかで「本日のおすすめ」とかなってるのは、なんで薦めるの?って思う事しばし。恐れ多くも本日に限っておすすめして頂けるのは、今日は素晴らしい食材が仕入れられたから、とかの理由でなければならない。しかし、私のランチに行く会社近辺の店では、絶対に違うだろ、って思うんだ。
だって、会社のそばのある中華料理屋では、本日のおすすめが「酢豚」だぜ?
考えられる「おすすめ」の理由
1.本日ヘルプで入った料理人の得意メニューが酢豚
2.本日に限って、すんごいイイ豚肉を仕入れることが出来た
3.ピーマンの在庫が過多なのでだめになる前に消化したい
4.なんか酸っぱい気分だったから
私は高確率で3だと思うが、どうかね。
The 3名様 シェフの気まぐれピッツァの章 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
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ミニオン、好きだ。トイ・ストーリーの三つ目の宇宙人も好きだ。
— えでぃ (@stykhr) 2015, 7月 26