「用もないのに納豆売りがぁ~」って、売りに来てるんだよね。笑。
さて、私には、金魚売も風鈴売も納豆売も見た記憶はない。なのに「ラオの挿げ替え」は鮮明な記憶があるんだな、これが。
場所は日暮里。昭和40年代。記憶ではこの辺。車のついた屋台で、ラオの~挿げ替え~、って言ってた。
そう、私が小学生低学年ぐらいの頃は、まだキセルを使うジジイとかババアとかが存命だったんだ。私の母方の婆さんはキセル使ってたと思う。しかし、私が物心ついた頃には、さすがにタバコに変わってたね。
ところで、キセルと聞いて、今ではタバコの事と思う人は少ないだろう。私達の年代ではキセルといえば、鉄道の「不正乗車」た。
キセルはタバコの火を付ける部分と吸口が金属で、途中の筒が竹製なので、鉄道に乗るとき最低金額の切符で入り、目的地を定期で出るみたいなことを、最初と終わりだけ払うということで、キセル乗車って言うんだ。だからやろうと思えば、地方で130円で乗り、会社の定期で東京の自宅で降りる、なんてことが出来た。明らかな詐欺行為なので私にはやる勇気は無かったが。
そして、これももはや過去の話だね。いまや自動改札を出るためには定期にしてもSUICAやPASMOにしても、乗車の記録がないと出られない。
今の若い子には「キセル乗車」という言葉も通じないかも知れないね。(別に確かめる気はないが)
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渋谷すばるって凄い歌上手いな。
— えでぃ (@stykhr) July 27, 2015