なんか「焼きそば」が流行ってるみたいなので、便乗して「焼きそば」に関して思うところを書く。
広東風餡かけ焼きそばの件
普通中華屋さんで「五目焼きそば」って言うと「餡かけ焼きそば」が出てくる。私はこれが無類の好物だ。部分的に焦げた中華麺に、白菜、たけのこ、豚肉、ウズラの卵程度のシンプルな具の醤油味の餡。
皿の隅にカラシをたっぷり盛って、食す。
かつては家でもよく簡易的に作った。
過去形なのは、CookDoの醤油味八宝菜を最近は売っていないからだ。
↑今売ってる、これではない。これは塩味なんだ。かつては広東風醤油味が存在していた。
熱したフライパンで焼きそばを油だけで炒め、別フライパンでCookDo八宝菜醤油味を使って八宝菜を作る。そして、程よく焼けたそばにかけるだけ。
家に来た友人によく作ってやったが、非常に好評だった。
そしてこの醤油味CookDoが入手できなくなったことで、代替のやり方を模索してみたが、私は料理のセンスがないせいか、なかなか美味しくできなかった。それだけCookDoが偉大だったといういことだと思います。ぜひぜひ再発売してほしい。
上海焼きそばの件
さて、本題にはいろう。
世に「上海風焼きそば」というメニューがある。簡単に言ってしまうと、一般的なソース焼きそばでなく、餡かけでもない、醤油味の炒め焼きそばだ。
私はこれも大好きだ。店では結構見るメニューだけど、あまり家庭では作らないかなと思う。
なので、私は自己流で作っていた。いまはクックパッド見れば呆れるほどの数のレシピがあるけどね。いい時代だ。
私は、中華スープと醤油と砂糖と酒とオイスターソースで合わせ調味料を作って、炒め上げるだけなんだけでした。これがうまくいくと美味い。
「ソース焼きそば」は料理が苦手な私が、妻が外出したときなどに、昼食を子供たちに作るときの定番だが、私はあまり好きではない。なので自分には「上海風焼きそば」を別に作る。
ところで天津には「天津飯」は無い。同様に「上海焼きそば」も上海にはないんじゃないか、と思っていた。しかし気になるのは「上海風」というように「風」がついている場合が多いことだ。
「上海焼きそば」って言いきらないで「上海風」とすることで、ちゃんと元祖、オリジナルがあるんだよ、ということを示唆してるんじゃないだろうか?
で、調べたらその通り。上海には太めの醤油炒麺が一般的に食べられてるのでした。ああ、いつか現地で食べてみたいなあ。美味そう。
「焼きそば」と聞いて思ったことを脈絡なく書いてみました。
町山さんと春日さんが仲良くラジオ出演。すごくドキドキした。そして「人間の條件」の話、すごかった。
— えでぃ (@stykhr) September 1, 2015