ブランドは厄介だね
「吉野家」って言えば「安い・早い・うまい」で長年売ってきたブランドで完全に世の中に定着していると思う。そんな中、500円オーバーの「牛すき鍋膳」をヒットさせたのは流石だと思う。
しかしこれは「牛丼」の延長線上にある商品だし、吉野家ブランドのハイエンド商品と考えれば、納得がゆく。現に私も一度食べたし。
しかし鰻はナシだ
もちろん、個人的な感覚なのを最初に断っておく。メニューの写真を見ると、750円のは、いかにも鰻が小さい。これはとても悲しい。なので、2枚乗せを選ばざるをえないのだが、コチラは1,150円。オーバー千円。
吉野家の商売は元々アメリカから激安牛肉を輸入して独特の味付けで世間に受け入れられた、というブランドだと思っている。
そんなブランドイメージの店舗で、オーバー500円でワザワザ鰻をくおうとおもうだろうか?まして千円以上なんてとんでもない。うな重で商売したいなら、別ブランド、別店舗であるべきだと思う。人々のブランドイメージはここまで浸透してしまうと、もう変えることが出来無い。だから、吉野家ではない、別ブランドであるべきなんだ。しかし、うな重だけではビジネスが成り立たないだろうね。だから牛丼と同じ店で売るという暴挙に出たんだろうけど。
私は3千円とか5千円とかのちゃんとしたうなぎ屋で食いたいと思う。安サラリーマンの私の小遣いではそれがかなわない。だから、吉野家で1,150円出してしまう誘惑が無いわけではないが、なんだか悲しい気持ちになりそうで怖iいんである。