網膜剥離の手術で入院してたときは、当然飲めなかった。
そして、退院したその日から、毎日欠かさずウィスキーをボトル3分の2~一本飲んできた。
休日は午前中から飲んでいた。
学生の頃は、二日酔いで頭痛や吐き気で苦しんだものだが、老境に入り、それは一切ない。全く二日酔いしない体質になってしまった。
とはいえ、さすがに気力と体力が著しく損なわれる。
飲んでいると何もできなくなる。馬鹿なテレビ観て何時間でも過ごす。部屋の片付けができなくなり、風呂すら面倒になる。
クリエイティブなことができなくなる。
仕事は主に長年親しんだシステムの保守やらプログラミング。これらはなんとかこなしてきたが、会社が必要なことを正しく認識出来ていないから、新しい企画や提案とかが一切できなくなるという体たらく。
毎朝、目が覚めると死ぬことを考える。
鬱だねぇ。
さて会社から強制されている健康診断を一週間後に迫って、断酒をしてみた。そしたらあっさりやめられた。
なんの禁断症状も出ない。手の震えもない。幻覚で現れるという「ちっちゃい大名行列」を楽しみにしてたが、幻覚なんか一切出なかった。
あれ?
私はアル中ではなかったのです。
では。