「反物質文明」は「反物質」+「文明」ではなく「反」+「物質文明」だよ、っていうツカミをカマそうとしたら「反物」+「質」+「文明」ってのもあるじゃないか、って気がついた。「たんもの・しち・ぶんめい」。
「反物」を「質」に入れる「文明」。どんな文明だ。戦後の困窮で「タケノコ生活」なんてのがあったらしいが、そんなところか。
閑話休題。
そもそも、最低限のモノしか持たない・置かない主義なんて、わざわざカタカナの名前をつけてもてはやす、もしくは標榜するようなものだとは思わないんだが、なんで言っちゃうかなあ。「シンプル・イズ・ベスト」なんて何十年も前からある価値観なのにね。何を今更と思ってしまう。
現代の社会は「生活を豊かにする」という大義名分のもと、企業(とは限らんが)がモノを作りもしくはサービスを提供し、人々は働いてカネを得て、それらを消費することによってなりたってる。
よく考えたら全然要らないものを、広告宣伝の口車にのってしまって買ってしまうなんて、日常茶飯事だ。だからココにブレーキを掛けるべきだという判断は正しい。
だけど、社会はすごいスピードで発展しているのも事実。テレビはブラウン管から液晶になり、ハイビジョンになり、画像の精細度はアナログ放送の比ではない。
テレビそのものを不必要として、全く観ない人も多いけれど、それは人それぞれの価値判断。だが、実際に奇跡のような美しさで映像を享受できることに価値を見出すのも、私にしてみれば必然なんだけどね。(ただ9割9分の番組はつまらんが)
モノの氾濫にクラクラするのもわかるが、私達が生活している現代社会はそういう社会だし、そのなかで自分自身の価値観をしっかり持っていれば、別にどいうということはない。くだらないものはそのうち淘汰される、と信じてこの「物質文明」に対峙していくしかないんじゃないの?
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