アル中からの脱出あと10年

EddieTheFeminist 家庭内別居中

身体を認識しよう

最初はたぶん5、6歳のとき。私は母に、おやつに「プリッツ」を買っといでとかいわれて、お金を握りしめて田んぼ脇の道を駄菓子屋にむかって走っていた。そのとき、走っている自分の両足に目を落としたとき、実に不思議な気分になった。自分には両足があってこうして駆けているんだなあ、と思った記憶がある。そうして次は、うれしはずかし、アノとき。互いに初めてで…。18歳でした。人類も動物なんだなあ、というのが素直な感想。そしていま、この年齢になって体のあちこちに蕁麻疹みたいなぶつぶつができちゃって、医者でもらった軟膏を塗る行為をしていて、急にその感覚がよみがえってきた。
というわけで、一般人は自分の身体を客観視する機会に乏しいが、たとえば、ケニー・ロバーツはハングオンでひざと路面との感覚を記憶することで極限のコーナリングを実現した。人間とは肉体が本質であると認識しよう。なにこの結論。