アル中からの脱出あと10年

EddieTheFeminist 家庭内別居中

私はアル中ではなかったのです

網膜剥離の手術で入院してたときは、当然飲めなかった。 

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そして、退院したその日から、毎日欠かさずウィスキーをボトル3分の2~一本飲んできた。

休日は午前中から飲んでいた。

学生の頃は、二日酔いで頭痛や吐き気で苦しんだものだが、老境に入り、それは一切ない。全く二日酔いしない体質になってしまった。 

ノ・ミカタ 30本入箱

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とはいえ、さすがに気力と体力が著しく損なわれる。

飲んでいると何もできなくなる。馬鹿なテレビ観て何時間でも過ごす。部屋の片付けができなくなり、風呂すら面倒になる。

クリエイティブなことができなくなる。

仕事は主に長年親しんだシステムの保守やらプログラミング。これらはなんとかこなしてきたが、会社が必要なことを正しく認識出来ていないから、新しい企画や提案とかが一切できなくなるという体たらく。

毎朝、目が覚めると死ぬことを考える。

鬱だねぇ。

 

さて会社から強制されている健康診断を一週間後に迫って、断酒をしてみた。そしたらあっさりやめられた。

なんの禁断症状も出ない。手の震えもない。幻覚で現れるという「ちっちゃい大名行列」を楽しみにしてたが、幻覚なんか一切出なかった。

 

あれ?

 

私はアル中ではなかったのです。

 

 

 

では。

 

なぜ髭剃りごときがちゃんとできないのか?

しょーもない。人間として、おかしい。

 

ご存じの通り、仕事中と睡眠中以外は酒を飲んでいる私だが。

それほど髭の伸びるスピードは速くないので、夜、風呂に入ったときに、Shickでウエットシェービングである。

だが結構な剃り残しが起きるんだな。

 

昼間、顎に残ったヒゲを指で抜きながら、酔ってたせいだ、次はちゃんとしようと思うのであった。情けない。

 

そう、酔ってたせいか、髭剃りを一度も濯がずに髭剃り完了させていた。風呂じゃなくて久しぶりに洗面台で髭を剃って気がついた。目詰まり放置で剃ってたんだね。そりゃ剃れないわ。

 

まあ、しょーもない。子供か。

 

文庫 アル中ワンダーランド

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酔うと化け物になる父がつらい

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「ど・みそ」の思い出

当時私の職場は銀座一丁目にあった。なので、道を渡れば京橋で「しんせん」とか「ほか弁」とかをランチにしていた。

(あと「がんこ寿司」が路上販売していた「唐揚げ弁当」は絶品でした。また食べたいなあ。)

 

その京橋に、ある日、小さい味噌ラーメン屋が開店していて、所在無げに多分店主の奥様と思しき女性が店の前に立っていたのを覚えている。

 

私が初めて入店した頃は、ランチタイムでも結構ガラガラだった。私は「特味噌こってり」にハマってしまい、足繁く通った。その後、行列店になったのは周知の通り。

 

店主の齋藤さんは、開店時からブログも開設されていて、寸胴のローテーションの質問をしたら、丁寧に教えていただいた。素人の私が、ラーメン店の機微みたいなものに触れることが出来て非常に感動した。

 

あと、私の好きだったラジオ番組、久米宏の「ラジオなんですけど」にゲストで出演されていたのも印象深い。この人は、成功すべくしてされた人なんだなあ、と私は自分の不甲斐なさを恥じたものである。

www.tbs.co.jp

 

その後私は職場が広尾になり、なかなかいけなくなってしまったが、年に一回ぐらいはどうしても食べたくなって遠征したものです。

 

2006年、開店当初、ほぼ一人で回しておられた齋藤さんの姿が今でも目に浮かびます。

 

お疲れさまでした。

 

 

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