そう、動物の脂は旨いのである。
学生の頃、友人と駒場の東大の学園祭に遊びに行った。その時その友人に「模擬店の焼きそばには肉は入っていないが、ラードを使えば肉が入ってる気にさせることができるんだよ」って解説されたんが、ホントかどうかはわからん。その時焼きそばは食わなかったし。
その時の模擬店では「おとなのおもちや」(お餅屋w)が印象的だった。きっとどの学園祭でもありがちな店名なんだろうね。でも食わなかったし。
前職の会社の上司も「ラードは調味料の一つだ」って言っていた。本当にそう思う。残ったご飯と刻んだハムやらネギやらをラードで炒めて卵を割り入れ、塩コショウ、少量の醤油で絶品の「焼き飯」ができる。(チャーハンと称するのはおこがましい)
私はこの歳となっても、とんかつ屋ではヒレを頼むことはまずない。必ずロースカツだ。そして、端に幅1センチ以上の脂身があることが必須だ。その上での赤身の肉の旨味が上質であれば最高なんだ。高級店であればイイ、っていうのとちょっと外れるので難しい。
極端な話、中国の少数民族の料理でブタの脂身だけのカツがあるそうだが、ある意味理想の料理なのかもしれない。
さて、次回は牛の脂の話。乞うご期待。なんてね。
明日生姜焼き食おう。
— えでぃ (@stykhr) 2015, 2月 4