あと十年ぐらいはがんばろう

EddieTheFeminist 家庭内別居中

天丼川

何日か前の早朝、例によって出勤までの時計代わりにテレビをつけていたのだが、例によってくだらない星占いとかやってて、まてよ、「星占いで言われた通りに行動したら損害が発生した」とテレビ局を訴えてみるってのはどうだろう、とかくだらないことを考えながらも、わたしはアナウンサーが「今日のラッキーアイテム(グルメ編)は丼もの」*1の「丼もの」を「どんもの」と発音したのを聞き逃さなかった。
「てんぷらどんぶり」を省略して「てんどん」と言い、「天丼」と表記する。しかし、「天丼」は「てんどんぶり」とは決して読まない。省略形が十分成熟しているので、もはやその完全形に戻る意志が働かない。「てんどん」で普通に通じる単語であり、その漢字表記が「天丼」なわけ。
「〜丼」は「丼にメシをいれ、上にオカズを乗せた状態で供される料理」に対する接尾語となっているのだな。要は、「〜丼」の「どん」は「どんぶり」の省略形であった経緯を裏切って、接尾語に成り下がったということだ。
だから、「丼物」を「どんもの」と読むのは、現在の所やはり間違いであろう。*2

*1:なんなんだそれは

*2:良く考えるとむしろ「どんもの」の方が良く「〜丼のたぐい」という発想を表現してるような気がしてきた