土日も忙しいんで、映画の時間をひねり出すのが難しい。
今日は候補三作すなわち、「マン・オブ・スティール」「ウルヴァリン」「エリジウム」のうちから「エリジウム」を選択、バルト9で朝一で観てきましたよ。
身も蓋もないかも知れないが「第9地区」を、有名役者の起用などグレードアップした焼き直しじゃないかと思った。でも「第9地区」が大好きだから、全然問題なし。むしろ楽しい。マット・デーモン、惚れたぜ。
しかし、スラムが広がる映像が好きなんだね、監督。
そして対応させるエリジウム高級住宅街の感じ。日本ではあんな感じの金持ち感が実感しにくいね。日本にもあくどく金儲けして贅沢な暮らしをしている連中はいるけど、広い敷地に芝生の庭とプール、ってならないせいだと思うよ。せいぜい高層階の億ションだもんね。
日本は従業員を簡単にクビに出来ないんで、上司の一存で「お前は今日でクビだ」って出来ない。その辺の感覚は多分だいぶ違う。そしてその辺に根ざす企業疑惑感が、日本は全く甘いレベルなんだろうなあ、みたいなことを考えていた。
あと、コンピュータプログラムやデータの表現はもっと考えたほうがいいと思った。テキスト表示がすぎるよ。高度になればなるほど抽象化されるから、ディスプレイ上にグラフィックで表現されるべきなんだ。アイアンマンの開発シーンなんてすごく良く出来てる。なのに、テキストラインでエディット入力はないだろ、おい。
まあ、それほどプリミティブなブートストラップシーケンスだ、ってことで、ま、いいか。
ブートストラップProject-2―ハードウェアとBIOSから理解するPC&DOS/V応用技術 (No.1)
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ところで、なんでコンピュータの起動をブートストラップって言うか知ってた?
昔、会社の先輩に、靴紐のうねうねしたのがキュッとなる感じ、て説明されて本気にしてたんだ。だけど、結構最近、それは大嘘だったってわかったんだ。だいたいストラップは紐じゃない。
有名な「ほらふき男爵」が沼に落ちた時、自分で自分のブートストラップを掴んで持ち上げて脱出した、っていう話から来てるんだよ。ブートストラップはブーツを履くときにつかむタグみたいな部分の名称なんだね。
コンピュータ関係の用語は結構トンチが効いていて面白い。そもそも、ビット、バイト、からして…。