あと十年ぐらいはがんばろう

EddieTheFeminist 家庭内別居中

小保方さんと野口英世

野口英世は今でも日本では偉人扱いだ。私は子供のころ、偉人伝で野口英世が医者を目指して成功する話を読んだが、それが一般化してると感じる。紙幣に肖像画が使われるし、人格も業績も申し分ない、と多くの日本人は思っている。たぶん。

でも、そうでもないらしいんだよね。福岡伸一さんの著書で知った。(いや、それ以前に、何十年も前、私の友人が、野口英世って凄い嫌なやつだったんだってさ、って言っていたのを思い出す。)野口英世の研究の多くは今では否定されている。光学顕微鏡の技術的な限界というが、矛盾や混乱にあふれたもので、海外では、評価する人はいないんだそうです。

とんでもないスピードで寝ずに実験をこなしていた、という話と、ヘビードランカーで女好きだったという話は矛盾するけれど、科学研究に必要な緻密さや丁寧さを、うまいこと端折ってたのかなと思うと、ありうることかとも思う。

そんで、小保方さんだけど、別に野口英世となにか技術的な比較しようと思ったわけじゃない。私は市井の一介のサラリーマンにすぎないんで、専門的な判断なんかできるわけはない。ただ、限界を超えて対処せざるを得ない過酷な環境に置かれると、いろいろすっ飛ばして(それが墓穴を掘る事をうすうす感じながら)結果、出ました!ってやっちゃうんじゃないかな、って思ったんだな。 

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

 

 ↑是非読んで。 

野口英世―伝染病にたちむかった医学の父 (学習漫画 世界の伝記)

野口英世―伝染病にたちむかった医学の父 (学習漫画 世界の伝記)

 

↑美化されすぎ。