関ジャニ∞クロニクルの面白さに思う
前にも言ったが、最近結構テレビを見る。そして、あろうことか毎週「関ジャニ∞クロニクル」を楽しみにしている。この番組は関ジャニ∞のメンバー一人一人の面白さと企画の秀逸さで今最も見るべきテレビ番組だと思っている。
「歌」や「演奏」や「演技」は「芸」だ。ドラマや舞台、ライブは「芸」を享受して楽しむ場だとおもう。だが「関ジャニ∞クロニクル」での彼らの発言や行動、表情は「芸」なんだろうか?
「ウケる」ための目的的な「修行」
例えばプロの楽器演奏者であるために、血のにじむような練習が必要なのは想像に難くない。しかし、バラエティ番組の出演者が「面白い」のは、その出演者の「修行」が「ウケる」という目的をもってなされた結果なんだろうか?
よく学生仲間なんかで「自分は面白い」って勘違いしてる痛い奴がいるけれど、少なくともテレビに出てるプロの芸人さんは、そんな連中とは一線を隔しているのは認めざるを得ないが…。
芸人さんが「漫才」や「コント」をクリエイトしてブラッシュアップしてちょっとでも面白いものに仕上げようと努力する姿は想像できるし、凄いなあって思う。しかしそんな優れた芸人さんたちが、バラエティ番組とかで、人格そのもの、発言や行動や表情の面白さを求められた場合、びっくりするほどつまらない事が多々ある。
バラエティ番組でのフリーな喋り場面において「面白い」ためにはその為の能力が必要だが、その能力は「ウケる」ために意識的に訓練したものではないと思われる。
生活の結果が醸す芸
今風な言い方をすれば「素で面白い」ということだ。その人が生まれ育った環境、親や友人、学校生活、そういったものの中で、天才が育っている。「生活の結果」が自然に他人を楽しませる「芸」をはぐくんでいる。そしてその選ばれた天才たちが発掘され、ジャニーズのフィルターを通過して私たちにテレビ番組として届けられているんですね。とても幸せなことだと思う。
いやはや、関東と関西、上から下までジャニーズの人材発掘は凄いねえ。
意識的にトレーニングしている人を2人知っている
結論としては「素で面白い」天才がジャニーズには揃っていて、そこらの芸人さんたちとは異質なものだねえ、っていう話をしたかったんだが、ここで「素での面白さ」を意識的なトレーニングで実現しようとする人の名前を挙げる。有名人。注釈はつけない、アマゾンのリンクは貼るけど。
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「近鉄原理主義」w
— えでぃ (@stykhr) October 3, 2015